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update 2004.6.6
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おすすめの英語学習方法。 その2

どうして、そんな方法がいいの?
前のページで、自分に合わせて、練習方法を組み合わせることが大切だと言いましたが、なぜ、偏りなく練習するのでは、ダメなのでしょうか?

それは、各要素によって、練習の前提となるレベルが違うこと、練習の難易度や習熟のしやすさが違うことなどがあり、非常に非効率な練習になってしまうからです。

メッセージを受信する(「聞く」「読む」)より、発信する(「話す」「書く」)方が難しく、文字を使ったやりとり(「読む」「書く」)より、声でのやりとり(「聞く」「話す」)の方が難しいのです。

例えば、受信と発信の場合ですが、漢字でも文章の中に出てくれば、前後関係などで何となく読めてしまうものですが、書こうと思うと書けない字も多いのではないでしょうか? また、本を読むことは誰でもできますが、本を書くことは誰にでも、できるわけではありません。 こちらで正しい文章を作り上げなければならない発信という作業は、相手が正しい文章を作ってくれる受信と比べると、文章を作り上げる分だけ難しいのです。

また、声を使った「聞く」「話す」の方が難しい例としては、英語の単語には、もれなく、「発音」と「スペリング(綴り)」がくっついているわけですが、「"L" が聞き取れません」と問題になっても、「"L" が書けません」と問題になることはないと思います。 「スペリング(綴り)」のミスは辞書を引けば自分でも矯正可能ですが、「発音」のミスを自分で矯正するのは非常に困難です。 音は一瞬で消えてしまい、かつ、目に見えないので、使いこなすのは難しいということです。




次に、どれかだけを集中的に練習するのでは、どうしてダメなのか説明しましょう。

世の中には、「ひたすら聞き続ければいい」とか、「音読を続ければいい」とか、いろいろな方法を推奨する人がいます。 ですが、勘違いしてはいけないのは、ある方法がどのような効果があるにせよ、それだけを続けていれば、遠回りになります。 また、「文法などは勉強せずにひたすら聞き、リピートしろ」といった類の学習方法を勧める人もいますが、これも遠回りになる学習方法です。

英語が使えるようになるには、英語で、「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」をスムーズに、行なえないといけませんが、それには、口や目や耳と頭がしっかり連動していないと、うまくいきません。

例えば、ひたすら聞き続けても、英語を話す場合は日本語を話す場合は、口の中で使う筋肉が違うので、聞く練習とは別に話す練習をしなければ、いつまでたっても正確な発音にはなりません。  自分の不正確な発音が逆に聞き取り能力の進展の妨げになることもあります。
やはり聞く練習と並行して、話す練習をした方が効率的なのです。

同じように音読の練習だけを続けていても、アクセントやイントネーションを耳から聞いて矯正していかなければ、いつまでたっても不正確な発音のままです。 流ちょうに喋っているが、何を言っているか聞き取ってもらえない、というようなことになってしまいます。

また、世の中には文法不要論のような考えもあり「文法を知らなくても英語を使うことはできる」「だいたい人間は文法を考えながら喋ったりしているのではない」というような意見もありますが、私の経験からいえば、文法を知っていたほうが学習がスムーズにすすみます。

物事の学習課程には、理解し、整理し、記憶し、会得するといった課程がありますが、
理解し、整理するには、文法や発音の勉強が必要で、
記憶し、会得するには何回も練習するということです。

もちろん最終目的は、理解でも、整理でも、記憶でもなく、会得することですが、文法は不要だと、いきなり会得を目指すというのは、果たして賢いやり方でしょうか?

例えば野球では、ストライクゾーンが判っていても実際に打てませんよね。
ジャ、いきなり試合に出てストライクゾーンを把握していきますか?
確かに試合は楽しいですよね、練習は地味でいやですよね。
でも試合だけで野球がうまくなりますか?

コーチに「今のはストライク、今のはボール」と確認されながら、
自分でも確かに「今のはストライク、今のはボール」と
フォームをチェックしながら、頭と体が一体化するまで訓練する。
これが、早道というものですよ。

理解も、整理も、なく、記憶、会得だけにすると、網羅性が無いから応用が利かない、間違ったルールを覚えてしまう、定着率が悪いなど、チョット考えるだけでも、ものすごく遠回りです。

You go. と覚えれば、He go. と思うでしょう。
その間違いを訂正して、You go. He goes. と覚えて、
それでも、じゃ、Cats は?
Cats go. ではなく、Cats goes. と思ってしまう可能性も高いでしょう。
こんな単純なルールでも相当時間がかかりますね。
もっと複雑なルールならどうします?




さてそれでは、これから練習方法を調合していくわけですが、なぜ調合が必要か?について説明しましょう。
これは、学習の進捗度によって、有効な方法が異なるためです。

学習の初期には、理解し、整理することを比較的重視します。
ある程度、基礎学力がないと、会得するといっても無理があるためです。

また、メリハリをつけたほうが、飽きがこないので、継続しやすいというメリットもあります。



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