映画
WALL STREET - ウォール街
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タイトルから連想できる通り、ニューヨークの証券業界を舞台にしたストーリーです。 時代設定は、1980年代。 アメリカで株のブームが起きたのは90年代なので、その少し前、ブラックマンデーなどの株暴落があったのもこのころです。 アメリカでは景気がよくなる少し前の不況の時代です。 (日本ではバブルだったかもしれない。)
アメリカでも個人のネット株取引が普及する前のことなので、デイ・トレーディングとか、ネット・トレーディングといった話題は、まだ出てきません。 しかし、証券会社のオフィスを再現することに努力したそうで、雰囲気はよく出ていると思います。 現在でも大口顧客相手ではこんな営業をしているのではないかと思います。
ストーリー展開もおもしろく、企業買収、株主総会、経営の立て直しなどのビジネス・シーンがスリリングに続くので、それに関連するビジネス用語なども多く出てきます。 ビジネスマンには、オススメです。
主人公は成功すると、それまでの安アパートを出て、豪華なペントハウスに引っ越していきますが、この辺りは、ニューヨークである程度成功した人が、どんなライフスタイルをしているのか、どんな生活に憧れているのか、よくわかっておもしろいですね。 日本では庭付きの一戸建てでくつろぐシーンが、さしずめニューヨークでは、超高層アパートの最上階に住み、他のビルに遮られることなく夕日が沈むのをゆっくりと満喫するといったところですね。 日本のような地震国では恐いかも。
向こうでは更なる金持ちは、別にビーチハウスなんてものも持ってたりするようで、映画にも出てきます。 こっちでは庭の池に錦鯉でしょうか?(笑)
さて、物語はどことなくニューヨーク版「金持ち父さん」vs「貧乏父さん」のような展開を見せます。 が、悲しいかな一般常識通り「金持ち」は悪役です。 金持ち父さんに共感している私は、「ゲッコー(悪役)の言うことももっともだなー」と思ってしまうのですが…
「金持ちだろうと、貧乏だろうと悪いことしたら、あかんぜよ。」というのが、この映画の主題だと勝手に解釈しています。
【英語表現ピックアップ】
I want to buy twenty thousand shares of Bluestar at fifteen and an eights,
three eighths tops.
「ブルースター社の株を20,000株買ってくれ、15と8分の1ドルで、上限は15と8分の3ドルだ。」
自慢じゃないが、始めて聞いたときはわかりませんでした。 アメリカでは売買の値段で1ドル未満の部分を「8分の1ドル」とか、「16分の3ドル」などと分数で指定していたんです。
「なんてややっこしい言い方をしますかね。どっちが大きいかすぐわからんだろ。」と思ったものです。 そんなこと思ってると、その後、小数での売買にかわってしまいました。 今では、「10.52ドル」などといいます。 一安心。 おかげで分数の勉強になりましたけど。
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